考えれば可能性的には十分条件
前職の友達から久々に電話が鳴った。 「風呂いかね?」 懐かしい言葉だった。
以前は腰や足、肩が凝ると良く2人から3人で近くのごみ処理場が運営する大衆浴場へ行ってたが職業が変わってからはご無沙汰してた。
早速、待ち合わせをして車でごみ処理上まで行くことに。
最近ではスーパー銭湯などもできてお風呂事情はかな充実してるんだが混んでてイケナイよ、芋荒いではないのだからゆっくりと浸かりたいからね。
その点、ココは特殊な浴槽は無いが人数が少なくていい。税金対策で建設した建物だから利益度外視で立地条件も最悪ってのが輪を掛けて素晴らしいのよ。
愚痴はいいとしてふるちんで大きな風呂にはいり肩、腰に潤いが戻ってくるのが良くわかる。更に友人との昔話も裸であればこその豪快な内容。 折角来たのだからとジャグジーに1人移動してボゴボゴと体全体へ刺激を送ること10分程度か。友人が来たので横へ誘うと不可思議な顔をして
「出たほうがいいよ・・」
というでないのさ。泡の音でイマイチ聞き取れなかったので「どうした?早く入ろうよ♪」
と誘うと「いや、浮いてるからさぁ」
と今度は聞き取れる声で不可思議な単語「浮いてる」をおぼろげに理解して横を見てみる。!!!!!!××
言葉に詰まったよ。ありえないでSHOW-yo!ちなみに横にいた爺は心地よい顔して目を閉じてやがる。
こいつが犯人であることは疑いようも無いのだが証拠も無いし何せジャグジーである、ボゴボゴと不規則に出る泡のおかげで アヒルちゃん のようにあっちへユラユラこっちへユラユラしてる
物体X
が何時、俺の体にtouchするかわかん。緊急事態の発生は疑いようも無い翁を天に帰す思いを前歯の裏側で辛うじて抑え込み風呂から上がりシャワーを念入りに済ませタオルを腰に巻き一路入り口のスタッフまで
「てんめーよぉ?物体が浮いてるじゃねーか!何とかナンネーのか?」
と怒りに任せて怒鳴り散らした。マサニ怒髪天。すると事態を把握したおばちゃんは男性スタッフを呼んで対応を指示する。
暫くするとなんと
【虫取り網】
を持ったさっきのスタッフが浴場へ行こうとする出ないの。。其れを見た瞬間友人と2人で力任せにキレマシタ。。。
「おいおい!それなんだよ?それで何をするんですか?」
「浴槽に浮いてるって話をしてるんだろ?採ったらおしまいってことか?採ったらもう大丈夫って話か?お前自分ならその後浸かれるのかよ、なんならお前も俺たちと一緒に入るか?」
しかも気付いたのは我々以外にも現れタオル一丁のおっさん、兄ちゃんが我々に合流、更に困惑している虫取り網の従業員を発見して「もしかして男湯の?アレの件?」
と我々に耳打ちしてくるので「そう。」と応えるとおっさんが「おい、なんだそれ?それで採るのか?笑えないぞ」
と模範解答をしてくださいました。結局、お湯を取り替えることは彼らの一存では無理らしく上司に報告したところ全額返金+男湯の一時利用停止というお裁きとなってしまいました。
変な連帯感が生まれたのかその場に居合わせた何人かとロビーでビールを呑みながら
「それにしても網とは恐れ入った」
「なってないねー」
「誰かくっついた?」
「・・・・・・・・」
「ダレなんだろうね?ぶっ放したの」
と和気藹々とした時間をすごした。
物凄く気分が滅入る一日









