高級車から見るお金と生活の互換性
お付き合いの関係で車に乗る機会が増えている。
元々、車が好きな和尚だが欲望と現実はリンクすることが無いので結局は何も乗っていない。 ◆ケース1
青山通りのBMWビル前で待ち合わせをした。
昼中なので車の往来が多くポツンと立って車を見ていると改めて東京の車事情はおかしいなと感じる。
感覚論だが5台に1台は外車が走っている気がする。世界でも上位に入る程外車比率の高い地域と言うことが肌で感じられた。
暫くしてすでに停車した付き合い先の方と路肩で合流した。
車に乗せて貰う事になったのだが見てビックリ。
車種名:ジャガーxjr
真っ白のボディーに18インチのホイールとフルスモークで真っ黒な窓。
付き合い先の方に後部座席のドアを開けてもらったが周りから見たら誤解を招きそうな光景でした。 うっかり
「この先で検問してますから迂回したほうがいいのでは?」と言ってしまった。
「いや~、別に何にも悪いことして無いから大丈夫でしょう^^」
とあっさり確かにそりゃそうなのだが。。
乗り心地は最高で雰囲気のある車だなと感じた。ゆったりとして外の景色と中の空気を完全に遮断するような感覚を持たされた。自分で所有したらもっと気持ちいいんだろうなと感じた。
◆ケース2
医者の帰りに待ち合わせしたのは表参道のイトウチュウの前。
タクシーが結構停まっている少し先に大きくて黒い車が停まっていた。携帯で恐る恐る電話してみると
「あ~、ハイハイもう停まってますよ♪」
とレスが来る。目を凝らしてみるとその黒い車の運転席の人間の顔が少し動いている。
。。この車だ。
車種名:キャディラック
大きなボディーにピカピカの19インチホイール+フルスモークで窓は全て遮光対応済み
兎に角でかい。
中に乗ってもいすといすの間に子供が更に座れるくらいの大きさ。
おおざっぱではあるが其れが心地良い室内。決して静かではないが全てが大きなつくりなので開放感があって車に乗っているという閉塞感は皆無。
大きな排気量のエンジンからくるビックトルクは発信時に体がシートに埋まる位である。
駐車場でも立体タワーには入らないのでいつも外に出されてしまうし、時には悪戯もされてしまう困った奴と笑う付き合い先。 渋谷で会食した後、駐車場から出てくると、若い刺青ニイチャンがこちらにアツイ視線を送っている。
おそらくその手の人間にはたまらないチューンになっているのだろう。素敵♪ 。。。
◆ケース3
遊びに来なよと言われて西麻布のマンションにやってきた。
とても六本木から徒歩でいけるとは思えないほど閑静な場所になる古いが其れと見て高いと理解できるマンションが聳え立つ。
言われたとおりにくるとココなのだが、、オートロックなのでピンポンしてみると
「ハイハイ~♪」
ジーーーーーーーガチャ!ロックが開いてお部屋まで
「いいところですね。間取りは1LDK?ですか。家賃って伺っても良いですか?」
「うん、そうだね。家賃はね。駐車場代4万で合わせて31万位かな」
????場所代としても不思議な料金だ。芸能人が多く住んでいると聞くがそんな理由が何となく分かった気がする。
外に停まっているひときわ目立つ車が1台
「あれってぇ・・」
「オウ!そうそう、アレですよあれ。弄ったら結構高くなっちゃったんだよね」
車種名:BMW5シリーズ
レンズは全てクリアに変更済み、マフラー差し替え、車高調、ホイールは20インチ+フルスモーク処理は完璧
乗りはしなかったがしばし車談義。
ちょっとありえないサイズのタイヤの大きさ、これが異彩を放つ理由。
最近でこそ値段が下がったとはいえこのサイズ、タイヤとホイールだけでも
100万円
はするんでしょうね。嫌味ではなくほんとに綺麗に悪く見せている。若い人がこうしたい!と思っていても出来ない金額を掛けてノーマルよりもすこ~し弄った感じ。 巧い!と唸る1台
貴重な体験をしている今月だがいずれにしても
フルスモーク
がマストアイテムと言うことは理解できた。車について話をするときのオーナーはいずれも自分の手を入れたその車に対して愛情たっぷりといった感じで話をする。
其れはいつも話をする仕事面での顔ではなく、プライベートのソレ。
そんな一面を見られた自分はまたもや人生に恵まれているなと思うと同時に自分の矮小さを改めて認識させられた。
生活レベルは必ずしもお金ではないのだが、仕事の対価としてお金が存在する限り必ずしも否定は出来なく、またレベルの高い人は仕事レベルも高いという考えも極論では無いにしろ成立つと感じたからである。









