土着文化が旬は現代の風潮故に金田一
金田一耕助に嵌る。
多くの名優が演じているこの作品、見方を変えればルパン3世と同じ匂いがする。
元々好きな作品であるこのシリーズ。
暫くご無沙汰していたがコンビニで石坂版映像のコミックを発見→購入して一機読み。
更に収まらずビデオ3本(最終作だけはレンタル中!)を借りてきてしまった。
もう最初っから素敵!
石坂の登場シーンからいぶし銀な俳優達の控えめな演技に感激。
音声も映像もCG処理無しのガチンコ映像。
平成の金田一も確かに好きだし役者の頑張りもわかるがこのネチッ濃い映像は現代版ではだせんだろうなぁ今でこそ地域文化や習慣を高らかに市長が公言する時代だが時代背景は戦後まもなくの逸れこそ閉鎖的な環境。
当時の複雑な事情がタブーを生み出し村の掟として門外不出になる時代。
山間の村であれば一度も村から出たことがない若者達が婚姻をする。父母、祖父母から続く村民だけの婚姻の繰り返し。結果、意図しない近親相姦。
豪商に仕える給仕の出来てはならない関係
全てが時代の責任とは言わないがAVなどで見る事が出来ない本物のタブーが存在していた時代。そのタブーにメスを入れ 推理小説 とし表現可能な 創作 にすることで世に送り出された「金田一シリーズ」がたまらなく胸に染みた。殺人とトリックは横溝正史の腕の見せ所であり金田一の最大の見せ場であり推理小説の醍醐味である。
ただ今回、否応なしに響いてきたのは金田一シリーズの犯人の動機と時代設定から来る閉塞感。
週に一度の漁船を少しだけ人が乗れる様にした連絡船から見えてくる霧の掛かった古い家屋敷に大きく古い寺。
住民は土着の仕来たりを頑なに守り陰湿な空気が絶えず漂う世界。夜になれば圧倒的な闇が閉塞感を煽る。惹かれるは圧倒的な背景美と設定美な叙事。
アダルトビデオの①ジャンルとして存在する【タブー】
面と向かって考えた事は無いし不快とさえ思う故にタブーである以上触りたくも無いのだが、金田一という作品を見ていると何故かこのタブーに強烈に触りたくなる感情を抱いてしまう。
もしやこの情報社会こそが続いてきた慣習文化に対する最大のタブー?な~んて考えちゃったりして。
未完だが恥につき醜/終









